水素入浴剤か風呂用水素生成器かを選ぶ前に、これは知っておくべき!

水素風呂

家庭のお風呂を水素風呂にする方法は2通りあって、水素を発生させる入浴剤を入れるか、水素生成器を浴槽に沈めて水素を発生させるかのどちらかです。

初めて水素風呂をやってみようかというときは、迷いますよね。

実際それぞれにメリット・デメリットがあって、絶対にこちらの方がよいということはありません。

そこで今回は、それぞれの特徴や、細かい種類での違いを詳しくご説明しますので、ぜひ選ぶときの参考にしてください。

水素入浴剤の特徴と種類・選び方

溶存水濃度が高い

意外と見逃されがちですが、実は水素入浴剤の方が、風呂用水素生成器よりも水素濃度がはるかに高くて、長時間持続します。

高濃度になる時間も水素入浴剤の方が速いのです。

200Lのお湯を基準にしたとき、水素生成器の場合は15~20分生成後の溶存水濃度は、100~140ppbくらいですが、水素入浴剤は5~10分で最高濃度に達し1,200~1,400ppbになります。(1,000ppb=1ppm)

その後3時間くらい経過しても、水素入浴剤の場合600~800ppb程度は維持しています。

もちろん100ppbの水素風呂でも効果があるのですが、数値は圧倒的な差ですね。

※気泡が出ている水素生成器の真上で測ると1ppmを超えていても、200Lにかくはんすると100ppb(0.1ppm)程度になります。

 

一般的な入浴剤の有効成分も入っている

ほとんどの水素入浴剤は、一般的な入浴剤に入っている硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムといった温浴効果や洗浄効果のある有効成分に、水素発生剤を加えたものです。

逆に一般的な入浴剤に入っている香料や着色料などの添加物は入っていません。

pHはアルカリ性になりますので、クエン酸ナトリウムなどで弱アルカリ性に調整しています。

弱アルカリ性のお湯は、しっとり、すべすべになりますよ。

 

水素生成器の場合は、電気分解方式などで水素を放出するだけですのでpHは変わりませんし、純粋な水素温浴になります。

 

水素発生剤の種類とおすすめ

水素入浴剤で気になるのは、水素発生剤で水素以外の有害物質などが発生しないか?といったところですね。

ずばり、おすすめの水素発生剤は、「水素化マグネシウム」です。

水素化マグネシウムはマグネシウムに大量の水素を吸蔵させた安定した材料で、パウダーにしたものが入浴剤や化粧品などに使われています。

水に触れると加水分解で高純度の水素が水に溶け込みます。

これが最も高品質で安全な水素発生剤ですが、水素入浴剤のうち水素化マグネシウムが使われているのは、全体の2割くらいではないでしょうか。

 

最も多く使われている水素発生剤はホウ素系の発生剤で、「ホウ素含有化合物」と書いてあったり、「窒化ホウ素」と他の成分にバラしていたり、「その他」の中に「水素化ホウ素ナトリウム」が入っている場合もあります。

水素化ホウ素ナトリウムは、水に触れると水素とメタホウ酸が発生しますが、メタホウ酸は危険だという記述を見かけることがあります。

しかし実際のところ、メタホウ酸は日本各地の温泉に含まれており、殺菌洗浄効果のある成分です。

排水の際にメタホウ酸の濃度規制が設けられているので、危険な成分だということでしょうが、規制は人間に対してよりも環境に対しての配慮です。

もちろん高濃度にすれば洗浄剤にもなる成分ですが、大量に飲んだりしない限り大丈夫ですし、入浴で健康被害が出ることはありません。

とは言え、気になる人は、より安全な「水素化マグネシウム」を選んでください。

 

最も危険な水素発生剤は、アルミニウムと酸化カルシウムの反応で水素を発生させるもので、同時に高熱を発します。

専用容器に入れて使用しますが、それでもやけどをする可能性がありますので、避けたほうが無難です。

 

長期で考えると経済的ではない

水素入浴剤の価格は普通の入浴剤の数倍かかりますし、1月分4,000円くらいのものでも2年くらい継続すると10万円以内の水素生成器なら買えてしまいます。

水素生成器は1回バッテリー交換をすれば4~5年は十分使えますし、何回でも使い放題ですので、長期のコストで言えば風呂用水素生成器の方が安価になります。

水素入浴剤
水素入浴剤は手軽にさっと使えるのはもちろん、風呂用水素生成器と比べて高濃度で長時間持続するというメリットがあります。 ただし毎日長期間使うとなると、コストや使われている成分も

 

風呂用水素生成器の特徴と選び方

溶存水素濃度はそれほど上がらない

風呂用の水素生成器も水素水サーバーで使われているような電気分解方式で水素を発生させます。

タンク式の水素水サーバーのタンク容量は2~4Lくらいですが、浴槽は150~200Lになりますので、家庭用のコンパクトな水素生成器ではそれほど水素濃度が上がらないのです。

10万円以下の製品ですと、200Lのとき100~120ppb程度です。

それでも身体全体と呼気でも水素を吸収しますので、水素風呂の効果はあります。

 

余計なものは発生しない

風呂用水素生成器は、水素だけが出てきますので、化学反応系の水素入浴剤のように、浴槽を傷めたり、目に入ったときの心配をしたりする必要がありません。

また、ほとんどの水素生成器は「アルカリイオン整水器」で使われている電気分解とは違いますので、pHが変化することもありません。

浴槽に沈めて使用しますが、感電するような心配はありませんし、これまでに事故の例は一度も聞いたことがありません。

ひとことで言うと安全なものです。

 

使えば使うほど1回あたりのコストは下がる

水素入浴剤のところでもお話ししましたが、2年以上続けるならば、コスト的には水素生成器を購入したほうが安くなります。

一括支払いがほとんどですので初期コストがかかりますが、中には分割払いに対応しているところもあります。

 

お風呂以外でも使える

風呂用水素生成器をお風呂以外でも使うと、さらにお得感が増します。

コンパクトな水素生成器なら、洗面器に入れて洗顔に使ったり、野菜の洗浄に使ったりもできます。

これはお風呂だけの水素入浴剤にはない、水素生成器のメリットですね。

 

風呂用水素発生器を選ぶときに見るべきところ

やはり水素発生量がどれくらいかというのが重要ですので、100Lのとき、200Lのときなど、水素濃度のデータが掲載されている製品を選ぶべきでしょう。

水素生成器の真上で測った数値と全体にかくはんしたときの数値は全然違いますので、注意してください。

その他には、生成時間が15~20分以内のもの。充電時間も当然短いほうが良いです。

バッテリー交換にも対応していて、いくらかかるのかも見ておいたほうがよいでしょう。

水素風呂
使えば使うほど1回あたりのコストが下がる風呂用水素生成器。 最近は機種も増えて、いざ検討するとなると、どれがいいのか悩む方も多いと思います。 構造的にそれほど変わった製

 

まとめ

長期的に見たときのコストを比較すると風呂用水素生成器のほうが安くなりますが、水素入浴剤は高濃度で長時間持続しますし温浴効果も高いです。

費用が負担にならないのであれば水素入浴剤、特に「水素化マグネシウム」を使用した水素入浴剤が一番おすすめです。

しかし朝の洗顔にも使うとか、野菜の洗浄にも使うといったことは水素生成器にしかできませんので、そのあたりも考慮して選択するとよいでしょう。