だまされない水素サプリ選びのために知っておくべきこと!

水素サプリメント

水素サプリメントは水素水のように時間の経過とともに水素が抜けて行かないというメリットがあります。
一方で、水素水のように水素濃度が明確ではないので、実際に体内の水分と反応して、どれくらいの水素が発生し吸収されていくのかが分かりません。

そのため、機械で測定した数値を使って、いかに多くの水素が発生するかを訴えようとします。

ところが、この数値の扱い方が各社ばらばらで、うっかり鵜呑みにすると、とんでもない粗悪品をつかまされてしまう可能性もあるのです。

そこで今回は、水素サプリメントの販売ページでは、ココに注意してというところを、具体的に解説します。

この記事を読んで、製品選びの際はだまされないように注意してくださいね。

 

水素発生量や水素濃度の記載にだまされないで!

水素サプリの販売ページに、PPMで水素発生量や水素濃度を記載している場合がありますが、どんな条件で、どのような計算をしたのか、どの製品も分かりません。

水素水の場合は、1Lの水に1mgの水素が存在するとき1ppmと明確ですが、水素サプリはそもそも水素を発生させる材料ですから、共通の基準が無いうえに、間違った記述が多いです。

多くの場合はNAD試薬検査という方法で、水素分子の発生個数を算出し、計算上のppmにしていますが、例えば100mlあたりの理論上濃度だと、水素水の1,000mlあたりの濃度と桁が違うわけです。

中には、気体の水素ガス濃度を液体の溶存水素濃度と比較しているサイトまであります。

こういったところを間違っている、あるいはごまかしていると、1,000ppmだろうが、10,000ppmだろうが、比較のしようがありません。

ましてやそれを、水素水何本分と言われても、「土俵が違うだろう」ということです。

「1日分3粒で、1mg(1ppmの水素水1L分)の水素を発生させます」だったら分かります。

それでも体内の水分量で変わるし、どのように発生するかは分かりませんので。

正しい数値を記載しているところもありますが、無知でか、故意にか、おかしな販売ページを作っている製品には、注意してください。

 

どんな間違いやごまかしがあるのか

最も信頼できる数値は、NAD試薬検査という方法で、生体内で起きる反応に近い形で、反応する水素原子の個数が分かります。

例えば、ヘルシアーナ水素なら、1.62×1020個といった、桁が大きな数値になりますが、ここから換算して、理論上の質量や溶存水素濃度が計算できるのです。

水素原子の個数では実感がわきませんので、見慣れたppmに変換しているケースが多いです。

元の数値は正確ですが、換算の際にmg/Lではなくて、mg/100ml の数値を使っているミスなどがあります。

次に、ガスクロマトグラフという分析機を使って、実際に発生した水素ガス量を計測する方法も用いられます。

この水素ガス量から濃度ppmに変換できますが、この場合は気体での水素ガス濃度ですので、数千から万ppmという桁になります。

液体での飽和水素濃度1.6ppmは、気体の水素ガス濃度にすると17,600ppmですので、大きな数値になるのは当たり前ですが、そのまま比較すると、大変な間違いになるわけです。

間違いと言うか、これだけの桁違いですと、故意にやっていると思ってしまいます。

その他、まったく根拠のない数値がいきなり出てくる販売ページもありますので、そういうときは理解に苦しみます。

 

水素サプリに使われる水素発生剤の種類と特徴

水素サプリメントは材料によって発生する水素の量が変わります。

ですから製品を選ぶ際には、材料に何が使われているかを確認してください。

水素を発生させる材料としているのは主に4種類で、どれも水と反応すると水素を発生させます。
私達人間の身体は約60%が水ですので、サプリを飲めば体内の水分と反応して水素が発生するわけです。

どの材料がたくさん水素を発生させるかは、水素発生剤の含有量や品質によっても当然違いますが、一般的には、下記①②の方が③④よりも多く発生します。

①精製岩塩(水素化マグネシウムと呼ばれていたもの)

精製岩塩は、水素水研究で著名な日本医科大学の太田成男教授が開発した水素発生剤です。
現在一般的に水素化マグネシウムと言われるのは、金属マグネシウムに水素を吸蔵させたものでMgH2と表わされますが、精製岩塩は、岩塩を精製したマグネシウムに水素を吸蔵させたものです。

②マイクロクラスター

マイクロクラスターは、アメリカのパトリック・フラナガン博士が開発した粉末で、現在日本の水素サプリメントで使われているマイクロクラスターの原料は、クエン酸カリウム・炭酸カリウム・二酸化ケイ素(シリカ)・硫酸マグネシウムです。
マイクロクラスターと似たような材料で、硫酸マグネシウムの代わりに高級脂肪酸を使用している製品もあります。

③ゼオライト

ゼオライト(zeolite)とは沸石(ふっせき)とも言われる天然鉱物で、成分は主に二酸化ケイ素(シリカ)と酸化アルミニウムです。
微細な穴がたくさん空いていて吸着性に優れている物質で、様々な機能性を持った人工ゼオライトが作られています。
一般的に、水素サプリメントに使われる場合は、水素を吸着させた機能性ゼオライトです。

④サンゴカルシウム・牡蠣殻(かきがら)カルシウム

サンゴや牡蠣殻(かきがら)のカルシウムも吸着性に優れた物質ですので、ゼオライトと同様に、水素を吸着させて、水素サプリメントの材料として利用されています。

 

なるべく精製岩塩かマイクロクラスターを選ぶ

水素サプリメントを選ぶ際には、なるべく水素発生量が多い、精製岩塩かマイクロクラスターを選んだほうが無難です。

特に精製岩塩はエビデンス(証拠)を示している製品が多いので、比較的安心です。

もちろん、製品ごとに出来不出来がありますので、サンゴカルシウム・牡蠣殻カルシウムやゼオライトの中にも良い製品はありますが、ごく少数です。

また、マグネシウムは腎臓に問題がある方は注意してください。
尿路結石などの原因になることがありますので、異常を感じたら使用を止めて、水素水に替えましょう。

 

マイクロクラスター配合製品はココに注意!

マイクロクラスターを配合した水素サプリの販売ページでは、「溶存水素濃度1.608ppm」という記載をよく見かけます。

何の説明もないので不思議に思っていましたが、おそらく元はこれ!という情報を見つけました。

健康食品原材料を製造供給している、株式会社Heldのホームページに、「マイクロクラスターHDの還元力データ」という記載があります。

それによると、『豊富な溶存水素量 1.608ppm』

※マイクロクラスターHD2.2gを水220ccに溶解させ、30分後の値 と書いてあります。

つまり、マイクロクラスター1gを100mlの水に溶かすと、水素が飽和濃度になるよと言っているのです。

飽和濃度を超えると水素はどんどん放出されるので、これでは正確な発生量は分かりませんね。

それに1日分でマイクロクラスターを1g=1,000mgも配合しているサプリはありません。

高配合のハイドロゲンEXでも90mgです。

酸化還元電位(ORP)については、

『圧倒的なORP値 -950mV』※マイクロクラスターHD10(w/v)%の濃度の時の値。

「8時間平均ORP値は-595.9mV」と書いてあります。

マイクロクラスターを使った水素サプリ製品で、これらの数値をそのまま使っているところは、製品の検証はしていないと思ったほうがよいでしょう。

この例の他にも、おかしな計算や比較をしているものが、たくさんあります。

マイクロクラスターが悪いのではなくて、いい加減な販売ページに注意して、ということです。

まとめ

一通りの注意点をお話しましたので、目が肥えてきたのではないでしょうか?

具体的な製品について、ここは違うとか、おかしいとかいったことを、下記のページで記載していますので、ぜひご覧になってください。